あこままのもやもや日記

2015年春に脳梗塞で救急搬送。原因は脳の難病である「もやもや病」であることが判明。2015年夏に右脳のバイパス手術を受けるが、後遺症で、左半身麻痺=「左片麻痺」に。絶望の淵からたちあがり、リハビリを続け、専業主婦として生活していく闘病、リハビリの記録。明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」が座右の銘。

リハビリ検査

f:id:akoichikawamama0714:20190702110849j:plain数か月に一度、リハビリの成果を見る「検査」がある。
どれくらい足が上がるかとか、「6分間歩行」=6分間、定められた距離を歩き、かかった時間と「疲労度」のチェック、40センチから始まり、どれくらい低い台に立ち座りできるか、直立した状態で、どれくらい前に手を延ばせるか、片足でどれくらい立てるか、一定の距離をどれくらいのスピードで歩けるか、立った姿勢から床に落ちた「物」を拾うことができるか・・、直立で左右に振り返り、後ろのセラピストの差し出す指の数がわかるか・・・などなどの検査。一定期間のリハビリでどれくらい効果、成果がでているかを調べる。
毎回、「片足立ち」がとにかくできない。右足で立ち、麻痺足の左足は1秒にも満たないわずかしか上げることができない。左足で立つことは、手すりやポールにつかまればできるが、何も支えがない状態では、麻痺足の左足片足ではいまだ立てない。
日々のお散歩のお陰で6分間歩行の「疲労度」は格段に疲れなくなったが、この「結果」を見ると、毎回、「進歩のなさ」にせつなくなるのだ。


「リハビリは目に見えて結果のでるものではない」とよく言われるが、自分でもわかってはいるが、なんだかなあ・・・と毎回感じてしまう。
でも、やめるわけにはいかない・・・。目に見えた結果や成果はなくとも、続けているからこその少しでもの「進歩」が確実にあるから・・・。
できなかったことができるようになったり、生活の中での様々な「気づき」は、確実にリハビリをしての結果だから・・・。


辞めてしまうのは簡単だけど、これ以上の劇的な「進歩」は、ないのかもしれないけど、「ほんのすこしの希望」がある以上、「片麻痺」の私はリハビリをやめられない・・・。

リハビリに出かけ、病院のスタッフやリハビリ仲間?と元気に「こんにちは!」とあいさつを交わすことは、今の私にはとってもとっても大事。
今日も笑顔で、リハビリに出かけよう!!