あこままのもやもや日記

2015年春に脳梗塞で救急搬送。原因は脳の難病である「もやもや病」であることが判明。2015年夏に右脳のバイパス手術を受けるが、後遺症で、左半身麻痺=「左片麻痺」に。絶望の淵からたちあがり、リハビリを続け、専業主婦として生活していく闘病、リハビリの記録。明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」が座右の銘。

おうち生活

2020年、4月7日に「緊急事態宣言」発令があり、その後、全国に発令も拡大。海外のようないわゆる「ロックダウン」とは違うが、とにかく、「外出自粛」の生活。飲食店は営業時間を制限されたり、酒類を飲めるのは午後7時まで・・・だったりと何かと制約のある生活になった。息子たち大学生も、4月の入学式やオリエンテーションは中止、4月の履修提出や新学年の最初の様々なことは全てオンラインやメール提出。ゴールデンウィーク明けに解除されるかどうかも怪しい緊急事態宣言に伴い、大学の開始も結局、6月に。それまでは「オンライン授業」らしい。2月からの春休み、いい加減に大学に行ってほしい。

私はもともと「引きこもり」のような生活なわけだし(まあ、それがよくないのだが)、あまり生活自体の変化はないが、家族、特に実母のすすめで通所リハビリは4月は1か月間お休みしている。自主的に。院内感染がそこかしこで起きているなか、
入院患者と一緒の狭い空間でのリハビリは、好ましくない・・・との考え。そこは賛同し、通所リハはとりあえずおやすみすることにした。訪問リハは続けていた。

まあ、わたしにとっては、唯一の外出の時間が通所リハであったが、いたしかたない緊急事態宣言がゴールデンウィーク明けに解除できるとはもはや国民の誰もおもっていないが、「収束」の兆しが見えたら、「復帰」しようと思う。
実母には5月もお休みせよといわれているが・・・。ここまで休んでしまうと復帰のタイミングがとても難しい。ケアマネさんにも相談したが、「それはなんともねえ」としか言われず、いまのところ、5月もお休み・・・になりそうな気配である。


さまざまなひとが、いわゆる「おうち時間」の過ごし方を提案、ユーチューブなどで、紹介しているが、本当にずっと家に引きこもるのはかなり辛い。
訪問リハの時間に本当に近所への歩行訓練をしているが、自宅から普段、一歩もでることのないわたしにとっては、唯一、外に空気を吸え、杖をついて歩くホッとできる一瞬の時間にうなっている。いつのまにか、かなり温かくなって、桜も散ってしまったが、緑も青々となって春というよりも初夏近くに季節がという移ろっていて外歩きが妙に気持ちよい。今の私にとっては唯一、元気になれる時間である。だから、訪問リハをお休みするつもりは全くない。

家でも、自分にできること、を頑張るように。いろいろなyoutubeを観て、食事の「作り置き」に目覚めた。
週の始めに、1週間使える簡単な「作り置きおかず」を作るようにした。とりあえず、「煮卵」、「大根のパリパリ漬け」、「キャロットラぺ」は定番。ベビーリーフを長持ちできるようにタッパーに入れてキッチンペーパーをはったり、千切りのキャベツを水につけて保存したり・・・と、動画も参考になることがとても多い。
また、夫に食費の削減を強く言われたので、お菓子を購入することをやめ、自分で、プリンやシナモンロールを作ることにした。
これが、はじめてのわりには美味しくできたりする。

私の「おうち生活」は、こんな感じで大好きで苦にならない「お料理」をすることにあてられている。
動画を観て、「丁寧な生活」をするようにこころがけるようになった。
できているかどうかは別にして、案外、「You Tube」も私の生活の」彩りになってくれている。まだまだ続きそうな緊急事態宣言による自粛生活。今まで以上に、工夫して、退屈三昧にならぬようにできることで、時間を費やしていきたい。そして、日々、「丁寧な暮らし」をこころがける。気温も上昇。朝の美味しい空気を吸いながら、近所のお散歩をしてみるのもいいかも。ちょこっと暮らし方を変えてみよう。「外へ外へ」と年始にあれだけ思ったのだから。
公共交通機関の練習は「コロナ」のせいで中断してしまっているが、「転倒」からの「外歩きの不安」は、すこーし解消されてきたので、運動不足のいま、歩いてみよう!