あこままのもやもや日記

2015年春に脳梗塞で救急搬送。原因は脳の難病である「もやもや病」であることが判明。2015年夏に右脳のバイパス手術を受けるが、後遺症で、左半身麻痺=「左片麻痺」に。絶望の淵からたちあがり、リハビリを続け、専業主婦として生活していく闘病、リハビリの記録。明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」が座右の銘。

新型コロナで自粛生活

2020年初め、中国で、新型のウイルスによる発熱、倦怠感等々の症状で多数の死者が~~というニュースが日本中、世界中を駆け巡った。当初は、「インフルエンザよりも怖くない、致死率は低い」くらいに言われていた。が、日ごとに、それは「対岸の火事」ではなくなり、プリンセスダイヤモンド号というクルーズ船での集団感染が起こり、その旅行客に日本人が多数いて、横浜に停泊したことからどんどん身近な出来事になっていった。
陰性のクルーズ船の乗客が、日本国内に散らばることによって感染が日本中に広がり、他人事ではなくなってきた。もともと中国の「武漢」という場所で新型のウイルスが最初に発見され、中国国内での感染が増大していったので、中国人の「日本入国制限」が行われたり、とどんどん生活に変化が出てきた。中国への出張が日常茶飯事だった夫も出張には当然行かなくなり、中国人との会食も禁止になったので、家に帰宅する時間はどんどん早まり、外食もできなくなっていった。先記の船リハ訪問時は、まだまだ深刻な状況ではなかった。が、時が流れ、2月、3月となると、国内での感染者数が日に日に増え、日本でも死亡者がでるようになってきた。
ニュースでも日々、国内の感染者数を発表し、感染しないための「外出自粛」「手洗い、マスク、うがい」の奨励、を厳しく言うようになってきた。このウイルスにはまだワクチンも開発されておらず、治療薬もない状態。
感染すると、「風邪の症状」から、「肺炎」に進行し、呼吸不全に陥るらしい。飛沫感染すrとのことで、「マスクの有効性」が言われ、街にはマスク姿が目立つように。
高齢者や持病があると重症化しやすいとのことで、わが家は、なによりも夫が数年前に「肺がん」に罹患、今では元気にしているが、「肺」が弱いことは間違いない。私も難病者である。とにかく、感染しないように~~と自衛するしかない・・・と考えるようになった。手洗いがとにかく大事とのことなので、指が曲がったままで開かない左手もなんとか開きながら手洗いをリハビリとして行うよう、心掛けた。うがいは上をむいてのうがいが発症後はできなくなってしまったが、ぶくぶくでもよいとのことだったので、心掛けている。3月終りに桜が咲き始め、温かくもなり~~が、お花見も自粛、となってきた。毎年、お彼岸に夫の両親のお墓参りに弟一家とでかけ、麻布に暮らす夫の叔母との食事会をするのだが、今年はこんな状況なので、お弁当を買い、叔母の自宅で皆で食べることにした。日に日に特に東京の感染者が増え続け、ついに人生初の「緊急事態宣言」が東京、千葉、埼玉、神奈川、福岡、大阪、兵庫に出された。息子の大学新年度も開始が6月に変更になり、夫も在宅ワークが増え、世間が大きく変わってしまった。とにかく「三密」~「密集」「密閉」「密接」を避けろ!と日々報道され続けている。
私も訪問リハビリはそのまま続けているが、病院での院内感染やら集団感染が多発する現状のなか、病院でのリハビリになる「通所リハビリ」は、現在はお休み中。リハビリ自体はやっているようだが、病院へ行くという行為をなるべく避けようと→夫に感染させない。少し落ち着くまではお休みするつもり。不要不急ではないし(これはどうだか疑問だが)、訪問リハで身体も動かしているので。


私には不要不急の要件など皆無だし、外にでれなくても困ることはない。
今一番、心配なのは、在宅ワークの日もあるとはいえ、ほとんどは電車に乗り、通勤出社している持病持ちの夫が感染してしまうこと。重症化しやすいんだろうし、一番感染しやすい環境に置かれていることは間違いないので。次男もあの志村けんのコロナによる死亡を機に、やたらと怖がり、今や自粛、引きこもり生活。
お友達とのオンライン飲み会や、オンラインゲームで暇つぶしを上手にしている。今の若者はなんでも工夫するもんである。
私ももともと引きこもりがちだが、この機会に食事の「作り置き」や、「お菓子作り」に精を出している。最近は「You Tube」を観て、「丁寧な暮らし」をするように心がけている。
食費の節約、食事の工夫を考え、こころがけるようにしている。
自分にできることはそんなことぐらいなので。

「自衛」。
皆で協力して、一丸になって、コロナにうち勝とう!
私も夫も高齢の実母も感染だけは絶対に避けたいので。夫がいなくなったら、私は生きていけないのだから・・・。