あこままのもやもや日記

2015年春に脳梗塞で救急搬送。原因は脳の難病である「もやもや病」であることが判明。2015年夏に右脳のバイパス手術を受けるが、後遺症で、左半身麻痺=「左片麻痺」に。絶望の淵からたちあがり、リハビリを続け、専業主婦として生活していく闘病、リハビリの記録。明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」が座右の銘。

「巻き爪」の治療

半身麻痺になって、いろんな弊害はやっぱりあるもんで・・・、左足の爪が船リハに入院中からひどい「巻き爪」に。要は足の爪の両脇がくるんと巻き込んで爪の脇の肉に食い込んでしまい、強烈に痛むのである。麻痺している左足、体重が普通に乗らない、動きが当然鈍い・・・・ことから、いろんなダメージが。左足の指、特に中指と薬指は地面に向けて指自体が巻き込んで、歩くと第一関節が床、にあたるのでこちらも痛い。装具に「指枕」といういわゆる「クッション」をつけることでいたみを緩和できるのだが、わたしの指にはどうもこの「指枕」が合わない・・・
巻き爪も指の曲がりこみも麻痺足の特徴らしい。

「巻き爪」は、食い込みがちな両脇をよくヘルパーさんに切ってもらっていたが、これは、絶対にしてはいけないらしい。爪はできれば伸ばし、先をやすりでけずるのが良いらしい。
が、また、巻いて伸びた爪がとにかく痛み、布団にあたっても「激痛」が走るようになってしまったので、先日、例の女子医大八千代の「形成外科」のお医者様に抜爪してもらった。つまり、痛い、巻いている爪を「局所麻酔」で、「抜いてもらう」のだ。
以前は、巻き込んでいる部分のみメスで切ってもらったが、あまりに繰り返すので、今回はドクターの判断で即抜爪。GW前の4月9日。麻酔効いているので、当然手術中の痛みはなし、だが、麻酔が切れてからは「鈍痛」・・・
あった場所に爪がなくなっているわけだから、「違和感」は半端ない。
翌日、消毒に。
抜いた爪は手術後すぐに見せてもらったが、「グロテスク」で、凝視できなかった。翌現在、日から入浴もOK。抜いた部分をきれいに洗うよう言われたが、これが、怖くてなかなかできない・・・、でも、「清潔」が第一だから、なんとか、石鹸でぐりぐり洗った。その後、痛みもなく、なんといっても、おふとんにあたっても、だいじょうぶになり、これが嘘のようによく眠れるようになった。
後日、再度最終診察にいき、「もう大丈夫」となった。が、約1年後くらいに伸びてくる爪がまた、「巻き爪」の可能性は大なので、その場合は、「フェノール法」と言って、爪の根元を「焼く」治療をするとのこと。これで、爪は永久に生えなくなるらしい。「爪」は、なくても大丈夫なんだそう。
ならば、今回、抜爪直後に焼いて欲しかったが、まあ、諸事情あって、「無理」だったらしい。
でも、現在は少なくとも爪がなくなり、「ほっとしている」。
だから、「ひたち海浜公園」にもすっきり出かけられたわけ。
現在、根元にやや爪らしきものが生えてきているが、爪は1か月に1ミリしか伸びないらしいので、元の長さになるには、約1年かかるんだろう。
なんだか、再度「巻いた爪」が生えてきそうな予感もするから、今度こそ「焼いて」欲しいと思うこの頃である。
まあ、現在は痛みはもちろん皆無で、良好。