あこままのもやもや日記

2015年春に脳梗塞で救急搬送。原因は脳の難病である「もやもや病」であることが判明。2015年夏に右脳のバイパス手術を受けるが、後遺症で、左半身麻痺=「左片麻痺」に。絶望の淵からたちあがり、リハビリを続け、専業主婦として生活していく闘病、リハビリの記録。明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」が座右の銘。

ひとりの夜

最近は長男も家を出、次男も飲み会だ、なんだ・・・、夫は海外出張・・・で、一人で夜を明かすことも増えてきた。これが、やや「臆病」な私にとっては、ちょっと苦手なのである。
とにかく、「鍵」さえきちんとかければ大丈夫、とわかってはいても、深夜ひとりの一戸建てはなんとも怖かったりするのだ。我が家はもともと海外出張が多い夫で、不在のことが多いので、あえて、住宅街の奥、静かな奥まった場所ではなく、表通りに近いにぎやかな場所を戸建てを購入するときに選んだ。なので、わが家はコンビニセブンイレブンの真裏にあり、バス通りがわずか数秒のところを通る。
セブンの隣は人気のラーメン屋で、深夜1時まで営業している。
その裏、従業員が休憩したりする側に家がある。
セブンは家からわずか数歩で行ける距離なので、「愛用」、店員も、パートのおばさんらも顔見知り。何かあれば電話すれば、すぐに来てくれる。
だから、怖いものは実は何もないのである。でも、夜中の静まり返った一軒家は苦手。
ついつい、薄暗くリビングの電気をつけたまま、廊下の電気をもつけたまま・・・で休んでしまう私。50過ぎて情けない・・・。
今日も夫は中国に出張、次男はサークル飲み会。23時を過ぎた今、家には私のみ。「今夜はひとり・・」とおもっていたら、次男が酔っ払い気味で帰宅した。
とりあえず、今夜はひとりを免れた。一安心。
不自由な身体になって、余計にひとりの夜が苦手になった。
何かあった時にすばやく動けないから・・・
でも、「何かあったら・・・」と思うほど、世の中、「実は、なにもない」・・・
さあ、今夜はゆっくり眠れそう。