検査入院
日本人には1万人しかいない「もやもや病」の患者のひとりになってしまった。
数年前から時折、頭のふわふわ感、過呼吸、耳鳴り、めまい、等々の症状があり、時に過呼吸がひどい時は、時折救急車を読んでは病院に搬送されていた。
その都度言われたのが「パニック障害」。
毎回、安定剤や、睡眠導入剤を処方されていた。睡眠時に、過呼吸になることが多かったので、よく眠れるようにということだった。
電車に乗ったり、スーパーのレジの長い列に並ぶと気分が悪くなることもしばしばで、安定剤を常に持ち歩いて安心材料にしていた。
が、これは、すべてもやもや病の症状だった。
あの時、脳梗塞で病院に搬送されなければずっとわからずにいたのだと思う。
わかってよかったんだと思う。
MRIでもやもや病とわかってはいたものの、手術に際しての細かな検査が必要ということで、4泊の検査入院をした。
これが、実に苦痛、大変だった。
2015.6.22 まずは、脳の「シンチグラフィー検査」。
脳内に放射性薬品を点滴で取り込み、専用装置「spect」で撮影。脳の血流をしらべるのだとか。
検査中、頭がぐるぐる、ものすごい締め付け感、とにかく気分が悪く、横たわっているのが辛い・・・
検査後、トイレに入ると、あれ???
右腕に脱力感、ものすごく気分が悪い。
吐き気・・・
すぐに病棟に戻ったが、あまりに落ち着かない6人部屋で、たまらなかったので、個室に変えてもらった。
この日は、夜中まで点滴。なんとか、一晩過ごした。
主治医には、「よくあること」と説明された。
6.23
手術での全身麻酔について麻酔医から説明を受けた。美しい女医さん。
午後は、リハビリ室へ・・・
???と思ったが、術前、術後の脳の様子の研究なんだとか。
算数や図形のドリルみたいなものや、言葉に関しての記憶力、概念を問われて約2時間。
これで、知能指数がわかるらしいが、51の私、今更知能指数なんてねえ・・・
まだまだ続く検査。残りは次で・・・